外部評価報告書 環境報告書第三者審査

 ご覧いただいた「北海道大学 環境報告書2015」は、最終校正の段階で、エイチ・イー・エス推進機構に独立した立場から、記載事項の①正確性、網羅性、適切性及び妥当性の確認、②当該データの信憑性の確認、③運用状況及び関連法規制の順守状況について審査を受け、2015年8月21日付で、下記を審査結論とする審査報告書をいただいています。

【審査結論】

  • ① 環境報告ガイドライン2012年版に適合し、正確性、適切性及び妥当性において適切です。
  • ② 「サステイナブルキャンパス評価システム」は、国立大学法人評価委員会から特筆される取り組みとして評価されており、その将来性は高く、国内外の大学へ普及すること、更に、その評価結果に基づいて将来のパフォーマンス改善に繋げることを期待します。

外部評価報告書

※画像をクリックすると拡大画像を表示します。

サステナビリティ・ウィーク2015テーマ
「札幌サステイナビリティ宣言2008を再確認する」 コア期間:2015年10月24日〜11月8日

「札幌サステイナビリティ宣言」とは?

 2008年7月1日に本学がホスト校となって開催されたG8大学サミットにおいて採択されたものです。そこでは「大学は、持続可能な社会実現のための原動力になる」という決意が示され、研究と教育を通じて持続可能な社会づくりに貢献すると同時に、「自らのキャンパスを実験場」として活用し、低環境負荷社会のモデルとな必要があると謳われています。
 ここで採択された大学の使命、持続可能な社会を実現するための役割、さらには、その国際的な潮流を重視し、佐伯前総長のもと、2010年にサステイナブルキャンパス推進本部が始動しました。2014年3月に策定された「北海道大学近未来戦略150ー世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」には、まさに、持続可能な社会の実現へ向けた本学の使命が反影されています。

G8大学サミット札幌宣言の共通の認識

  • 1. グローバルレベルでのサステイナビリティの重要性
  • 2. 喫緊の政治課題としてのサステイナビリティの問題
  • 3. サステイナビリティの課題解決に向けて拡大しつつある大学の責任
  • 4. 科学的知識の再構築の必要性
  • 5. 個別の研究ネットワークを束ねるネットワーク・オブ・ネットワークス(NNs)の必要性
  • 6. 知識と社会双方に変革をもたらすナレッジ・イノベーション(Knowledge Innovation)の必要性
  • 7. サステイナビリティ実現に向けた高等教育の役割
  • 8. 実験的社会モデルとしての大学キャンパスの機能の重要性

編集後記

  • “世界一貧乏な大統領”ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領のRio+20会議でのスピーチ。「私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?グローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?」「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、幾らあっても満足しない人のことです」「根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ」。どの言葉も重く心に響きます。/横山 隆
  • 『環境報告書』の作成は、非常に刺激的で楽しさもある仕事でした。人との新しい出会いからは、話すことが人生をより豊かにすることを再確認できました。報告書の印刷物が完成したら、祝杯をあげようと思います。サステイナブルキャンパスに乾杯!/加藤 博美
  • 以前、東北で仕事をしていた頃から「サステイナビリティの問題は、1つ1つの地域社会の問題と等価だ」という実感がありました。ローカルな課題とグローバルな課題の関係について、総長に取材する機会を頂けたことは大変貴重でした。大学キャンパスも1つの地域社会だと思います。大学が生み出す環境負荷を自分たち自身の日常生活の課題として捉え、それについて考える動きをもっと広げていきたいです。/池上 真紀
  • 『環境報告書』の作成に初めて携わりました。本学の中のことでも、知らないことばかりに出合い、とても刺激を受けました。今回、取材をさせていただいた方々との会話から、たくさんのことを吸収でき、自分の財産になったと感じると同時に、北大の社会・世界に対する責任の重さも感じました。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。/大野 達哉